ようやくアニメ語りです。ということでCANAANのストーリーをアルファルドさんを軸に整理。今さらですが。Twitterのまとめみたいなモノですけれど。428も未プレイでございますが。あー、そこ、石投げないで(笑
CANAANのストーリーの重要な軸をアルファルドさんが握っていることは明白ですが、振り返って、見事なまでに彼女の策略だった、ということはなく。如何にも”そういう風”に見せきますけどね。では、いきますか。
序盤の状況一つ目。上海にいるカナン。これは素直に、上海国際会議場でのテロを画策する蛇を睨んでの、夏目さんの依頼としていいでしょう。そしてこの構図はカナン、アルファルドさん共に想定内、というか”いつものこと”くらいの流れと見ておきます。
二つ目。上海に来るマリア。これは完全に偶然でしょう。消える村とか、上海極楽浄土とか、いかにもな交差が見えますが、その辺りに理由を付けるのは野暮でしょう。フィクションだもの、モノガタリですもの。偶然という必然でいいのです。
三つ目。リャンの偽の手紙。まぁ、たまたまこの時、いい加減アルファルドさんが振り向いてくれませんし、過去ばっかり見てる様だったので、ベタベタの救出劇を仕組んで、彼女が過去ばかり見ていることを自覚してもらって、自分を見てください、と。実際にはカナンが絡んでくるため、そのまま過去と結び付けてるカナンを始末で万事OK、といかなかったのは、アルファルドさんが相当にねちっこかったゆえですが。
では一歩進めて。アルファルドさんが相当にねちっこいのは事実ですが、かなり後になるまで腹の内は見せてくれません。どっちつかずな行動ばかり取るので。カナンと一対一の場面ではストレートに感情を出しますが、それ以外は無関心とも言えなくないクールさ。リャンとの齟齬もその辺り。ここで重要なのは二人ともに粘着質ですが、アルファルドさんは閉じていて、リャンは開いている、という点。閉じているがゆえに、アルファルドさんの思う愛は絶対的に固定化されてる。止まっている。ゆえに、「愛とは滑稽なものだな」というセリフが11話で出てくる。だからこそ嫉妬深い深い。シャムを奪ったカナンの目の前でシャムを殺し、その状況を延々と繰り返させる。そしてアルファルドさんは多分、それだけが生きてる理由だったか。だから、「選択権は生きている者にある」がピリッと効いてくるわけで。
ん?これは整理しているのか?ただアルファルドさん語っただけじゃ(苦笑
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