2010年9月1日水曜日

α55&33、DMC-G1、G2、GH1はDiMAGE 7の末裔なんだろうな。




ミノルタAマウントの資産とエンジニアはソニーに渡り、そして後にソニーからエンジニアの何割かは松下とオリンパスに移ったというのはわりと有名。




そしてLUMIX Gシリーズの企画をDiMAGE 7の設計陣が提案し、LUMIX Gレンズ群はMC/MDレンズの設計者が携わっているとかは聞いたりする。




確かにLUMIX Gシリーズのハードウェアインターフェースを大切にしている辺りはα xiシリーズで失敗して以降のミノルタ的な造り。勿論、松下のマンマシンインターフェースに関する長年の研究結果として、ハードとソフトは適度に両立すべきという結論からの操作系というのもあるんでしょうが。




DiMAGE 7、Aシリーズの成功でα-DIGITALの開発が遅れた、というのは事実なのでしょうが、高画素EVFやハイフレームレートEVFなどのアプローチや、α-Sweet DIGITAL発売後もDiMAGE A200を併売したところを見るに、ミノルタとしてはデジタルカメラの将来はEVF+ライブビューだろうと考えていたのではないかと思えてしまう。だから、α55、33はα-DIGITALの方向としてあながち間違っているとは言えないのでは。もしミノルタがカメラ事業を止めなくても、先駆けてαのEVF化はしただろうなぁ。たとえどんなにミノルタの光学ファインダーが優秀でも。

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