2013年10月17日木曜日

静かにさりげなく佇む


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パナソニックからコンパクトデジタルかと思わんばかりの小さなレンズ交換式カメラが登場した。
DMC-GM1だ。

4種類のカラーバリエーションは高品質な仕上げで、シンプルでクラシカルなイメージ。
小さくとも操作性は決して犠牲にしていない。
むしろ貪欲なくらいに使い勝手を考えている。
また現在のLUMIX Gシリーズ共通で前後幕電子シャッタモードにより紳士的な静粛さを持つ。

レンズに移ろう。

G VARIO 12-32/3.5-5.6は非常に小さなパンケーキズームだ。
このレンズはG VARIO 14-42/3.5-5.6Ⅱ同様に後玉が非常に大きい。
MTFチャートだけで写りを判断することはできないが、性能も妥協してはいないようだ。

また12-32と組みになるであろうG VARIO 35-100/?もロードマップに追加された。
とても小さい望遠ズームだ。
その姿はクローム仕上げのRF用望遠レンズのごとく。

そしてDG Summilux 15/1.7である。
すでに開発発表されているDG Nocticron同様に絞りリングを纏った姿。
本レンズの登場により、Leica DGのみでシステムを組むことも可能となった。

一方で開発発表されていた150/2.8は足踏み状態のようだ。
オリンパスのM.ZD 40-150/2.8の影響とも考えられるが、それは我々の計り知れぬところである。

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さて、気にかかるのがライカとの提携強化の報道である。
GM1はまるでX VARIOのようなデザインだ。
新しいDGレンズには絞りリングが搭載される。
ライカのM4/3が登場する可能性があるのかもしれない。

もちろん、それとて計り知れぬ。

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